BurgundyBlackの独り言

「好きなこと」「そのとき気になったこと」など、自由気ままに語るよ

【翻訳家を目指して】奮闘記No.2

今日の授業では、「翻訳家になるなら」「いわゆる良い訳を作るには」についての話が出た。

結論から言うと、数値化できないことで、「ココまでできたらOKよ」とならないから「常に勉強」ってことなんだけど、それでも、翻訳家を目指す人には何か指標になるものがほしい!でも、意外と「こうしたらいいよ」って情報がない。

だから、今日の授業はとても良かった!真っ暗な空間をとりあえず走っていたけど、「こっちこっち~!」って声が聞こえた感じ(๑•̀ㅂ•́)و✧

その声がどこから聞こえてくるのかを、これから勉強して突き止めていく感じかな☆⌒(*^-゜)v

 

「翻訳家になるなら」

翻訳家とは;

✔制作者のメッセージを伝える分析官

✔文章の責任者

美しい訳が作れて当たり前。だから褒められることはない。注目される時は誤訳の時だけ。だから心を強く持って┑( ̄Д  ̄)┍ by 先生

プロの翻訳家さんたちがよくこれで嘆いておられるツイートを見る(笑)

今までの独学と合わせて、今日の先生からのお話しで思ったこと:

1️⃣内容の解釈(=分析)がきちんとできているほど、美しい訳に近づける

※ここでいう「美しい訳」とは、「読み手が『訳を読んでいる』と思わない、作品を観終わった後にどういう内容だったか覚えている」訳のこと

2️⃣翻訳家が黒子であればあるほど(=存在を消せば消すほど)、観客が作品を楽しめる

 

つまり、制作者のメッセージを正確に受取り、できる限り混じりけのない状態で観客に届けること=1セリフ1セリフ、説明ができる訳をすること

※これは、以前参加した翻訳セミナーで駒宮俊友先生もおっしゃってた

 

また、翻訳作業は翻訳家ひとりが担当するが、作品を作り上げるにはたくさんの方たちの力が必要でお互いにサポートし合っている。何か気になることがあれば、必ず相談し、代案を提示するなどのコミュニケーションを疎かにしないこと

 

「美しい訳を作るには」

✔訳の最大公約数を見つけること

1️⃣自分の感覚を疑う→観客も同じような意味に受け取るかな?

2️⃣情報を取捨選択する→正確≠美しい訳、情報を詰め込み過ぎない

3️⃣デザイン→セリフのタイミング、字ずらは?読み手が疲れないか?理解できる訳になっているか?

 

これから実際に訳す作業が入ってくる。

その前に、もっとも重要なハコ切りという、「どこからどこまでのセリフに訳をつけるか」という作業をやる。翻訳の骨組みになる作業で、翻訳家の個性がでる。映画やドラマは字幕派(吹替翻訳もしたいので、最近は吹替版もよく観る)で、今までそれなりにたくさん観てきている。(ちなみに、年間100本計画達成まであと8本🎥)確かに、見てて気持ちいいセリフのIN-OUTがある。リズムが良いと言うべきか。その辺りを気にしながらやってみようと思う。

初の課題提出だ。ワクワクb( ̄▽ ̄)d