BurgundyBlackの独り言

「好きなこと」「そのとき気になったこと」など、自由気ままに語るよ

とりあえず警察呼ぼうか?

大丈夫、何かあったわけじゃないから(笑)

 

あるツイートを読んで、「そ~いや~、警察を呼んだことがあったな」と思い出したので、それを書いてみようかな、と。

 

小さい頃、父親から、「110番に電話したら最初に何て聞かれると思う?」と聞かれ、「わからん」と答えたら、「事件ですか~?事故ですか~?」やで、と。

んで、「それも、超~やる気なさげに」と聞いた。

「なんでやる気ないん!?」と言ったら、「パニクッてる人間に、勢いよく、"どうした!?事故か!?"みたいに聞いたら、余計慌てるやろ?だから、わざとゆる~く聞くんよ」と言われた。

 

確かに!

 

畳みかけられるように質問されたら、大変なことが起きて110番してるのに、もっとあわわわわってなるわな(笑)

 

その話をしてた時に、同時に「もし、事故が目の前で起きたら、お前が110番するんだぞ。目撃者としての義務な」と言われたが、小さかった私はなんとな~く「そっか」と思うぐらいだった。

 

それから、んんっ・・・・・十年!!

 

目の前で事故が起きた。

 

右折しようとしていた普通乗用車に、後ろからきた大型トラックが追突したのだ。

 

たままた犬の散歩をしていて、犬が止まったので、ボケーっと車道を見ていた時だった。目撃というより、「その光景が視界に入っていた」という感じ。

 

あ~あの車、右に曲がるだねー。

 

後ろからトラック来てるねー。

 

トラック、スピード落ちねぇなー。

 

・・・落ちねぇな?

 

いや、落ちねぇな!!?

 

ドォ――――――――――ン!!!

 

みたいな(笑)

 

その時散歩していた犬は老犬で、耳は聞こえなかったが、その時だけはその爆音に振り向いた(笑)

 

その瞬間、昔聞いた、父親のあの言葉「もし、事故が目の前で起きたら、お前が110番するんだぞ。目撃者としての義務な」が、頭をよぎった。

 

追突したトラックは、ハンドルを左にきって追突を避けようとしたものの、避けきれず、そのまま歩道へ乗り上げたが、追突された乗用車はとりあえず右折して脇に停車していた。

 

夕方の帰宅時間だったから車の通りは多めだったものの、田舎なもんで、歩行者なんておらず(笑)

追突された乗用車の方に行ってみた。

 

乗っていたのは50代ぐらいのおばさん。

手が震えている。

 

私が運転席の窓をたたいて声をかける。

 

この時も、父親の「わざとゆる~く聞く」が思い出される。

 

私:あばさ~ん、だいじょ~ぶ?\( ̄︶ ̄*\))

おばさん:な、何が起きたのぉぉぉぉぉーーー!?!?{{{(>_<)}}}

 

大パニック

そりゃそーだ

 

私:おばさん、追突されたんよー。大丈夫?どっか痛い?

おばさん:だ、だだだ、大丈夫≡(▔﹏▔)≡

 

さっきも書いた通り、私は犬の散歩中。

携帯なんか持っちゃいないぜ(笑)

 

私:おばさん、事故にあったからね。警察に電話しようか?携帯持ってる?

おばさん:あるあるある(っ °Д °;)っ

私:んじゃ、出して~

 

おばさん、携帯取り出す

 

おばさん:え、えーっと、えーっと・・・

私:おばさん、イチ(1)イチ(1)ゼロ(0)って押して~

おばさん:ああああ!そ、そうね。>︿<

私:おばさん、私が話すよ~( ̄︶ ̄)

 

んで、私が警察とのやりとりをしたってことがあった。

トラックの運転手は30代前半ぐらいの兄ちゃんだったかな~?

すぐに、「お、お怪我は~~~~ヽ(*。>Д<)o゜」って飛んできたけど、1車線ずつの田舎道。大型トラックが停車してると、交通渋滞がめっちゃ起きるので、とりあえず兄ちゃんはトラックの移動にてんやわんやしてた。

 

警察が来るまで私はというと、パニックのおばさんをなだめ、「俺は散歩の途中だ、ばかやろう!何止まってやがる!!」と催促する犬をなだめ、それなりに忙しかった(笑)

 

警察が来てからも、一部始終を警察に説明し、なんやかんや結構時間は取られたな。

すべてが終わった後、もちろん、散歩の続きをしたよ(笑)

 

その日の夕食時、親が「今日の夕方、近くで事故があったらしいよ~。渋滞してた」って言ったから、「あ~、あれ、見てたの私やで(~ ̄▽ ̄)~」って、事の次第を話したら大爆笑やった(笑)

 

P.S.

 

これにはもう少し続きがあって、このおばさん。

実はうちの近所に用事があったらしい。

おばさんは頻りに名前を聞いてきたけど、別にやることやっただけやし、犬がとにかくせがんでたから、何も伝えずサヨナラしていた。

でも、おばさん、気になっていたのか、その事故のことを用事で行くはずだったうちの近所の人に話したんだろう。

そしたら、もしかして〇〇さんとこの子じゃないか?ってことになったらしい。

(田舎やな(笑)悪いことはできんで(笑))

んで、一時してお礼にお菓子を持ってこられた。

私はすっかりそのことを忘れていたが、仕事して帰宅した時に、親からそのおばさんが尋ねてきたことを聞かされた。

おばさんはうちを探している時に、たまたま家の前を掃除していた母に、うちを探していることを尋ねたようだ。

 

おばさんの事情を聞いた母は、「もしかして、それ、うちなんじゃないか?」と思い始めた時に、「ワンちゃんの散歩していた方でして・・・」と言われ、

 

うちですねぇ!!!

 

みたいな(笑)

 

「そんな話をしてました!わざわざご丁寧に」みたいなことがあったらしい。

 

でも、ほんと誰も怪我しなくてよかったよ・・・

 

でもトラックの兄ちゃんの方は、仕事中の事故やし・・・荷物を無事に届けられたかどうかの方が心配やったの~(#`-_ゝ-)

 

皆さんもお気を付けなされ。