アマゾンオリジナル映画、ミュージカル「シンデレラ」👠
気になったから見てみた。
さすが”現代版”シンデレラ。
よく引用される”シンデレラストーリー”というのが、当てはまらない物語になっている。つまり、「不遇な女の子に奇跡が起きて、素敵な王子様に見初められ、大事に大事に守られながら幸せに暮らしましたとさ」という流れじゃないってこと。
まず、シンデレラ自身がすげぇタフ(笑)
もちろん、継母と姉たちから辛く当たられるけど、それに対して毎日泣いて過ごす、ということはない。「自分には夢があって、それを叶えるんだ！」という思いの方が勝ってて、「泣いてなんかいられない！」と、基本、前向き。
話が進むと、「私が稼いで、お母様たちを養う！」という流れにさえなって「え？！そんな関係なの？！(⊙ˍ⊙)」とちょっと面食らった(笑)
だから、継母と姉がそんなに意地悪じゃない(笑) これにはちょっと笑ってしまった😅
逆に、”なぜ継母がシンデレラに辛く当たるのか”という展開も含まれていて、継母の心境にも触れている。
こういう映画では、敵役の役者さんが上手いと主役がとっても引き立つ。今回、継母を演じたのは、イディナ・メンゼル。ブロードウェイでも活躍された方で、アナと雪の女王の主題歌Let It Goを歌った方でもある。全く知らずに見たけど、どうりで！この人だけ別格だった😅
王子様の父、国王にはまさかのピアース・ブロスナン！出てきたとき思わず「ボンドが父かよ！😂」って言っちゃった(笑)
映画マンマミーアでも歌ってたし、コミカルな作品にも出るんだよねぇ～🎵
そしてシンデレラに魔法をかける魔女は、今度からは魔法使いと言った方がいいね。演じたのは、ビリー・ポーターというミュージカル俳優。キンキーブーツで主演男優賞受賞歴のある超実力派。存在感アリアリだった✨✨
ざっくりいうと、こんな感じのメッセージが入ってたと思う👇
シンデレラ：女性だって男性と同じ土俵で戦うんだ💪
王子：自分の道は自分で切り開く⚔
継母：やりたいことがあれば我慢しない🎹
国王：相手のためと思ってやっていることが、本当に相手のためになっていますか？💞
王妃：言いたいことは言う📣
王女：女性リーダー万歳🙌
魔法使い：人と違っていいじゃない🥇
プロットとしては目の付け所が面白いと思ったけど、個人的には「もうちょっと内容に厚みがほしい」という感じだった💦
とても素敵なメッセージが込められているから、もっと感動的な仕上がりにもなったんじゃないかな～と思う。
ちゅーことで、個人的には、「可もなく不可もなく」という位置づけでした😅
